これまでの活動でいただいたファンアート(※以下FA)を紹介するコーナーです。
当ブログの容量に限度があるため、原則として一人一枚ずつの紹介になりますが、ご了承ください。
より完全なFA集は小説投稿サイト『小説家になろう』内にある『戴きもの美術館・本館』をご覧くださいませ。
なお、イラストの作者さまで、公開を取りやめてほしい方は、恐れ入りますがお問い合わせページよりご一報ください。
では、さっそくご紹介いたしましょう
ホーリン・ホーク様よりいただいたFA
まずは拙作『恥知らずと鬼畜令嬢』のために描き下ろしてくださった大作FA。
いただいたのは2021年4月17日。春の息吹さえ感じるこのイラスト。
描いて下さったのは、小説投稿サイト「小説家になろう」で、意気投合した創作家ホーリン・ホーク様です。
(アカウント名をクリックすると、ホーリン・ホーク様のなろうアカウントにジャンプします)
作品の感想欄などで、好きな音楽や映画のこと、あるいは料理や人生について語り合いました。
特に米国のシンガーソングライター、ブルース・スプリングスティーンや、ボブ・ディラン。
私たちは生まれた時代も国も異なる彼らの音楽に共感し、時には背中を押されたこと。
それまで全く接点のなかった私たちが、同じ趣味の話題で盛り上がれたのはSNS時代ならではのものですね。
ちなみにホーリンさんから教わった「明太子もちピザ」は、私の夕飯のレギュラー献立として、月に何度か食べるほどの好物となりました。
それと、拙作『恥知らずと鬼畜令嬢』に登場する「鵺」※というキャラクターをデザインして下さったことも忘れられません。
作者に寄せられたFAの影響で、小説の内容を大幅に変更したのも、まるで合作のようで楽しかったですね。
※ネタバレになるので詳細は作品でお楽しみください。
ふじわらしのぶ様からいただいたFA
この方からは、本当にたくさんのFAをいただいているので、どれをご紹介するのか非常に悩みましたが、個人的にハロウィンの一枚がお気に入りなので紹介させていただきます。
こちらも拙作『恥知らずと鬼畜令嬢』にの主人公、直行とエルマを描いて下さいました。
こちらの作者様も「小説家になろう」で活躍するふじわらしのぶ様
この可愛らしいイラストからは想像できないほどの幅広い知識(SF小説、TVゲーム、漫画、アメコミ、料理、特撮、歴史、神話etc……)、また知識のみならず、20歳のときに自転車で日本を一周したという行動力をお持ちの方で、私が勝手に〝師匠〟とお呼びしています。
その膨大な知識を元に、私にたくさんのアイデアを下さいました。特筆すべきは、武器とモンスターのデザインです。
『恥知らずと鬼畜令嬢』に登場する武器のデザインは、師匠のアイデアによるところが多く、正直、執筆とイラストでいっぱいいっぱいだった私は、デザイン面でかなり助けられました。
この場を借りて、改めてお礼を申し上げます。
「絵師」ながぶろ様よりいただいたFA
ネット上で特定のユーザー様を「絵師」と呼ぶことは、非常に神経を使う「称号」です。何をもって絵師と呼ぶのか、明確な基準があるわけではありません。
pixivなどのイラスト系SNSの上位ランキングの常連で、プロのイラストレーターを「絵師」と呼ぶこともあれば、もう少し身近な意味で使う場合もあります。
私がながぶろ様を「絵師」とお呼びするのは、求道者的に絵を描く姿勢と、構図やポージング、エフェクト、ブラシ、果てはAIイラストの利用にいたるまで、イラストに対するすさまじい探求心を尊敬しているからです。
ちなみに描いて下さったのは、拙作『恥知らずと鬼畜令嬢』のもう一人の主人公エルマですが、私が適当に描いていた髪の毛やリボンを咀嚼して、キチンとした説得力ある描画に落とし込んで下さいました。
SFに造詣が深いさからいようし様からいただいた宇宙船のFA
これは拙作『30世紀のピルグリム・ファーザーズ』にいただいた宇宙船のデザイン案です。
描いて下さったのは、さからいようし様です。
なろうで交流させていただいた作家さまの中でも屈指のSFに造詣が深い方で、それだけでなく政治やポリティカル・コネクトレスなどの時事問題から文化論、日本人論、果ては大谷選手などが所属するМLBの話題まで、コメント欄で意見を交換したり、私も勉強させていただきました。とくにさからいさんから紹介された中国のSF小説『三体』は、非常に面白くて、夢中になりすぎた挙句に、いわゆる「スマホ首」になってしまうほど没頭しました。
まだまだ続々とFAをいただいております。
こちらの年賀状はブログ経由で2023年にいただいたもので、このFAをいただいたときは、個人的にしんどい状況だったのですが、これを見た瞬間、元気が出ました。
子供のころ、ひねくれ者だった私は、漫画家の先生が「ファンレターは本当に元気が出ます!」みたいなことを書いていて、「本当に読んでるのか?」みたいに思っていたものですが、あれは本当でしたね。
ありがたく思っております。
なお、このすばらしいFAとは直接関係はないのですが、ファンアートのマナーについての記事を書かせていただきましたので、これからFAを描いてみたいなという方は参考になさってくれたら幸いです。
実はこの他にもたくさんのFAをいただいているのですが、随時追加予定となります。