内向的な人間にとって、心の不安や落ち込んでしまうことは頻繁にあるかと思います。
メンタルが強い人や、物事をあまり気にしない人にとっては些細なことに感じることでも、心に引っかかって落ち込んでしまうことはないでしょうか?
落ち込むのは当たり前?
たとえ今、自身が健康で肉体的に何も問題がなくても、ちょっとしたことで気分が落ち込んでしまうと、最高のパフォーマンスが発揮できなくなりますよね。
メンタルを鍛えるにも、精神力の強さには性格等による個人差があり、なかなか思うように気持ちをコントロールできないこともあると思います。
ましてや仕事や学校での失敗、家庭環境に人間関係など、本人の意志とは無関係に気分を害する事例はやってきます。
挫折と呼べるほど大きなものでなくても、何気ない誰かの一言で傷ついたり、努力したのに結果がイマイチだった時は落ち込んでしまうことは少なくないのではないでしょうか。
そんな時に、部屋にこもったままできる気分転換法を8つ紹介します。
外に出る?
気分転換の方法として真っ先に挙げられる「外に出る」「運動する」ですが、内向的なインドア派の人間にとっては「外に出る」こと自体がなかなかハードルが高いのではないでしょうか? それをする気力もないほど落ち込むこともあります。
今回とりあげる室内でできる気分転換を試してみて効果が感じられたのならば、外に出るステップとして考えるのもおすすめです。
気分転換①香りでリフレッシュ
落ち込んだ気分を香りによって気分転換するのはオススメの方法です。
自分の好きな香りのフレグランス、たとえば化粧水や香水、石鹸などでも良いでしょう。好きな香りに包まれていると、沈んだ気分も上向いてきます。
気分転換②中二の時好きだった音楽を聴く。
こちらは「今でも好きな昔の曲」ではなく、「今はあまり聴かなくなったけど、中学二年の時好きだった曲」がおすすめです。
CDを探して見つからなければ 自身の音楽ライブラリを探してみるか、音楽配信サービスやyoutubeで探しても良いでしょう。
最も多感な時期に聴いていた音楽は、感情に訴えかける力も強いです。
注意
「落ち込んだ時に聴きたい曲○○」は個人的にはあまりおすすめしません。
なぜなら音楽の好みは人それぞれであり、誰かの好きな曲が自分にとっても好きな曲であるとは限らないからです。
ましてや気分が沈んだ時など尚更で、他人から勧められたオススメ曲が好みに合わない曲だったら沈んだ気分が上向かないまま怒りさえ沸いてきます。
気分転換③読書(好きな本を読み返すのもアリ)
ポイント
元気が出そうな本を買うのもいいですが、本棚にあるものや、自身の電子書籍のライブラリなどにある、前に読んで「問答無用で感動した本」を読み返すのもオススメです。
ゆったりした姿勢で、何てこともなしにページをめくると、思わぬ発見があったり、明日への活力につながる場面に出会うこともあります。
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気分転換④ふて寝
ギスギスとした思いを抱えたまま、あえて寝ることも一つの手ではあります。
なかなか寝つけなかったり、落ち込んだ原因を思い出してさらに心が苦しくなりますが、楽な姿勢で思いっきり感情を開放すると意外に気分は晴れるものです。
気分転換⑤ハーブティーを飲む
ハーブティーは「香りのリラックス効果」+「飲食の楽しみ」+「お茶の効能」が加わった複合的なリラックス法です。落ち込んだ気分を和らげる効果は十分に期待できます。
メモ
ただ、一昔前と比べてハーブティーは入手しやすくなってはいますが、種類も多く、味も効果も千差万別であり、自分に合ったものを探すまでは何度か試す必要があるかもしれません。
お気に入りのものを見つけたら、買い置きして常備しておくことをおすすめします。
気分転換⑥顔を洗う、歯を磨く
シンプルですが、洗顔はリフレッシュ効果があります。
お気に入りの洗顔料で顔を洗うときに、嫌なことも一緒に落とすようなイメージをすると良いかもしれません。
気分転換⑦掃除
部屋の掃除やデスク、身の回りの片付けなども気軽におこなえる気分転換としておすすめです。
カンタンな作業で達成感が得られ、落ち込んだ気分も上向くのではないでしょうか。
気分転換⑧瞑想する
瞑想のやり方は、ネットなどで調べれば専門家による本格的なヨーガからカジュアルなモノまで数多くあります。
ここで紹介するのは「ナンチャッテ瞑想法」とも言えるような非常にシンプルなものです。
あくまでも気分転換の一環としてやってみてはいかがでしょう。
○あぐらをかいて手のひらを上にする。
〇薄目で、床のあたりを見るともなく見る。
〇深呼吸しながら、自分の呼吸に意識を傾ける。
番外編
入浴する
本当はオススメに入れたいところでしたが、部屋から出てしまうので番外としました。いろいろなサイトやブログにもおすすめされている通り、リフレッシュには最も効果的な方法ではないでしょうか。個人的に思うのが、日本人特有の感覚である「嫌なものを落とす」「穢れを払う」というイメージが結びついているように思えてなりません。神道に詳しいわけではありませんが、実感として、そんなふうに思います。
まとめ
落ち込んだ時に部屋にこもったままできる気分転換8選
①香りでリフレッシュ
②中二の時好きだった音楽を聴く
③読書(好きな本を読み返すのもアリ)
④ふて寝
⑤ハーブティーを飲む
⑥顔を洗う、歯を磨く
⑦掃除
⑧瞑想する
個人的におすすめなのが、①と④ですかね。⑧の瞑想は、落ち込んだ時よりも、アイデアに悩んだときとかに行うのもアリだと思います。
「部屋にこもってないで外に出て遊んだほうが一番の気分転換では?」という意見も聞こえてきそうですが、自宅でできる気分転換が一番効率的なんじゃないかとこの記事を書いてみました。
似たような境遇の人や、理由があって部屋から出られない人の参考になったら良いと思います。