クリエイティブお役立ち情報

【脱初心者】PCで絵を描くときあると便利なもの

デジタルイラストを快適な作業環境で描くためにあると便利なアイテム

サトミちゃん
今回はお絵かきに役立つ情報だって?
ワンちゃん
本格的にデジ絵を描こうという人向けの記事だよ
まったくの素人だよ。どうしよう
最近はスマホでも手軽にお絵かきできるツールやアプリがあるから

初心者でも気軽に始められるよ

わたしはそこからだな…失礼しました
あらら

筆者はアナログよりもデジタル歴の方が長いのですが、やはり仕事などで腰を据えて絵を描く場合には、PCの前で作業することがほとんどです。

まず、大前提として必要になってくるのが、以下の道具です。

PCで絵を描くために必要な最低限の道具

◎PC+モニタ(もしくはタブレット)

◎お絵かきソフトまたはアプリ(CLIPSTUDIOPAINT、ペイントツールSAI、Photoshopなど)

◎ペンタブレット、液晶タブレット

※PCのスペックは、SNSにアップするくらいならそれほど気にすることはないですが、プロもしくは同人活動など、紙に印刷することを考えているなら最低でもメモリは8ギガ以上のものを推奨します。

 

今回の記事では、すでにPCでデジタル絵を描き出している方に向けて、より作業がはかどるアイテムを厳選して紹介していきます。初心者から次の一歩を踏み出すために、あると便利なデジタルデバイスをおすすめします。
私自身5~6年愛用しているモノが多いので、現在は入手が難しくなっている商品もありますが、基本的なデジタル作業便利グッズの方向性は変わらないので、参考になるのではないでしょうか。

あるとお絵かき作業がはかどる! オススメの品(PC向け)

USBサブモニタで視界を増やす

複数のモニタで作業するメリットは作画用画面を大きく使えるだけではなく、資料や素材ツール、カラーチャートなどをサブ画面に表示できることができますので、1画面の時よりも臨機応変に対応できます。

通常のモニターをHDMIケーブルで接続するのも悪くはないのですが、USBサブモニタではUSBケーブルでつながるので、ノートPCでも簡単にデュアルディスプレイ環境が整うことがメリットです。

仕上げやリテイク時などには作業用BGVを流しながら作画できますので、度重なる修正で心がくじけそうな時など、お気に入りのアニメや動画を観て気を紛らわせながら作業をするのも良いでしょう。なお、くれぐれも動画に夢中で作業が滞らないように。私もよく手が止まります。本末転倒ですね。業務にもよりますが、スカイプなどで担当者と話しながら制作する際も活躍してくれます。

余ったタブレットをサブモニタとして使うようにできるアプリもありますので予算や端末状態に合わせてり選択するのが良いと思います。

 

参考までに私の作業環境を紹介しておきます。

使用ソフトはCLIPスタジオPAINT EX(本格的に漫画を描く人でない限りはPROで十分でしょう) モニタはメインが28インチのもの。左端のサブモニタが21インチ。真ん中のモニターがセンチュリーLCD-8000U(販売終了品)8インチのUSBモニタです。私はこのモニタにトーンなどの素材やカラー見本を置いて使っています。左端のモニタには資料とかブラウザで動画などを流しております。

 

 

左手用デバイスは頼れる相棒

メカニカル左手用キーパッドとかゲーミングキーパッド という商品です。

写真は6年くらい使い込んだ歴戦の相棒G13


本来はPCゲームに利用するデバイスですが、デジタルイラスト作成にも非常に役立つツールですのでお勧めします。
お絵かきソフトでツールの切り替え、または取り消しや、やり直し(アンドゥ)などをショートカットキーを用いて入力することは効率的に作業を進める基本といえますが、これを左手用デバイスのボタンに割り当てさせ、ブラシサイズの変更やレイヤー移動などをボタン操作で行えます。
私はロジクールのゲ―ミングデバイスG13をずっと愛用していますが、最近は生産が終了してしまったようで、アマゾン等で高値がついています。

こんな感じでキーを割り当てて使います。

セルシスのタブメイトもオススメです。真ん中にはホイールボタンもあります(拡大・縮小を割り当てると便利


タブメイトはBluetoothによるワイヤレスと、比較的お求めやすい価格(通常5500円ですがCLIPスタジオPAINT-PROをお持ちのユーザーには優待価格で3500円・税込み・送料無料)が魅力です。くわしくは公式HPをご覧ください。

詳しくはコチラ

私の場合ですとサブマシンのsurfaceとペアリングしており、リビングや寝室等でのちょっとした作画作業で使用しています。(出先でも使えそうですが出不精なのであまり機会がありません)

タブメイトの使用感ですが、若干ではありますが持った感じの軽さとボタン入力の感触が脆そうな印象を与えます。

(まあ、テレビゲームのコントローラのボタン類の頑丈さと比べればの話ですけど)私に限らず、お絵描きさんは興が乗ってくると道具をガシガシ使っちゃいますよね。

その意味で、耐久性に少しだけ不安があるな、という印象です。

 

筆者は個人的にはG13派なのですが、今後廃番になってしまうとなると、タブメイトをメインに使っていくことになっていくと思います。

十分にコスパの良い商品ですので、たとえ壊れたり何度か買い換えたとしても使う価値は十分にあると思います。

 

タブメイトの機能に関しては全く申し分がなく、CLIPスタジオPAINTを使っているユーザーであれば、ボタンの割り当て等、特に迷うことなくカスタマイズできると思います。

あと、G13等は完全に左手用デバイスになりますが、タブメイトはどちらの手でも使用できますので左利きの人にこそ役に立つと思います。

デジタルで絵を描くときってアンドゥはもちろん、画面を拡大・縮小したり回転させたりツールを切り替えたり何かと操作に忙しいのですが、この商品を使うことで利き手はペンを持ち、描画に専念することができます。

慣れるまでは大変かもしれませんが、慣れたら最後デジタル絵描きにとって手放せないアイテムとなるはずです。

 

絵を描くのだけでも大変なのに、利き手以外でガチャガチャ動かすの大変だよ
作者によれば、紙に書くときに消しゴムを取ったり、ペンを変えたりするのと同じらしいんだけど、こればかりは描き続けてないと分からないよねえ
わたしは気楽に描くのが一番かな

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